忍者ブログ
このブログの管理人は、躁うつ病を16年くらいやってます。躁うつ病でも楽しくやっていこうをモットーにみなさんと知識を共有していきたいと思います。 ただの独り言も多いので、適当にスルーしてください。
[260] [259] [258] [257] [256] [255] [254] [253] [252] [251] [250
ads by google
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今日は本の話しを書こうと思います。


この本、確かレビューしてなかったなぁと思って。


バイポーラー(双極性障害)ワークブック―気分の変動をコントロールする方法


だいぶん前に図書館で購入してもらって一通り読んだんですが、前も書いたと思いますが、感想は一言でいうと「そんなまめなことできるか!」ですね。


躁鬱患者向けの、行動認知療法の本です。

その点では目新しかったんですが、どうなんだろ。

実際に本を自分で購入して、PCでエクセルなりメモ帳なりで各項目ごとに管理するのなら、もしかしたら有益かもしれません。


勝手にリンク貼っちゃいますが、目次あたりは

http://d.hatena.ne.jp/c-pete/20070707/p5

に詳しく。


なんか目次みたら内容思い出してきたんですけど、どうも長年の躁鬱生活のせいか、無意識にやってることが多いんですね。特に第4章「早期警報システムを発達させる」とか。


あと、ほんとうに鬱、もしくは躁になってしまった場合、この本でやっていることはほとんど力を発揮できないと思います。精神療法では躁鬱は治らない、サポートの一部にしかならないと思っています。


最後に、この本で出てきたのか、僕が自分で勝手に作り出した言葉かわかりませんが、

「悪いことは全部病気のせいに。いいことは全部自分のおかげ♪」

若干自己評価が上がりますよw


PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (チェックを入れると管理人だけに表示できます)
無題
 まずこの本は薬物療法が基本であることを明らかにしています。そこが、心理学者の書いた本としては良いところだと思っています。
 私は、この生物学的病気に対して精神療法は効果が見込めないと思っていたのですが、生活態度や病相変化の早期発見、病気の性質の理解といった面での学習・教育の必要性はあると思います。その助けとしてcognitive behavioral therapy(CBT=認知行動療法)を知ること・学ぶことは無駄にはならないと思うようになりました。
 一般にある認知療法も合う合わないがあります。やっていて疲れるし、とことん自動思考を修正するのは根気の要る作業です。万人に有用とは思いませんがそれなりに活用すればいいという姿勢です。

 この本の意義は、最初にも書いたように心理分野の人が薬物療法の補助的位置づけでCBTを提案していることにあります。そういう点に加えて躁うつの一般的CBTの本を世に送り出したという2重の意味で評価したいと思っています。
けれん| | 2007/11/04(Sun)21:37:07| 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
ads by google
プロフィール
HN:
hebosugi
性別:
男性
自己紹介:
年齢:アラフォー
誕生日:夏
性別:男
職業:会社員
理系の大学院を卒業後、就職して上京した瞬間に発症。妻、長男、長女がいます。1年後くらいから通院開始。双極Ⅰ型。
入院は、激鬱が1回と、躁が2回。
2006年秋頃より休職。2007年秋頃より復職。
ブログの説明
こんなくだらないブログにわざわざお越し下さいましてありがとうございます。
発祥の経緯 だけでも読んでいって下さい。長いですが、狂気の沙汰がおもしろいかもしれません。
昔の記事の方が躁鬱の勉強をしています。 最近は目新しいことがないのでしてません。 WEEKDAYに一日3記事書くのが日課です。
(尚、コメントは承認制をとらせていただいています。ご了承ください。)
Copyright ©   躁うつ病で気分が上がったり下がったりでgdgd   All Rights Reserved
Design by MMIT simple_plain Powered by NINJA TOOLS
忍者ブログ [PR]