[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
フラット33日目。
一応通読しました。英語表記で分からない薬、日本では認可されてないだろう薬が多く登場したので理解したとは言えませんが、気になったところを記録しておきます。
P75
維持療法を行う際の選択として、効果の信頼度としてはLi>>CBA>VPAで、副作用面に関してはLi>VPA>CBAの順となるであろう。
こう書かれるとまるでVPAの信頼度が低いように見受けられますが、本全体を読んだ印象では、アメリカでは実に多くVPAが使われており、LiよりもVPAが第一選択肢になっているように見受けられます。
--------------------------
季節性感情障害 P108~
僕は関係ありませんが、鬱友が初期に傾向があったというのと、それ自体に触れた本をあまりみたことがなかったので興味深く読みました。
冬には抑うつ気分となるが、夏は正常気分あるいは軽躁状態となる。
どうもこの季節性感情障害に関しては、抗鬱剤はあまり効果がないらしい。
その代わり、バツグンに効くのが光療法。
(SADっていうから、最初社会不安かと思ったよ)
ちなみに滋賀医大には設備があるらしい。
---------------------------
心理社会的治療
P120~
ようするに精神治療でしょう。
1.心理教育
2.認知行動療法
3.対人関係および社会的リズム療法
4.家族療法。
5.集団療法。
6.力動的精神療法
なんかgdgd書いてますが、あまり躁鬱に対して効果があるとは思えません。
特に5と6なんかはこじつけじゃないかな。
---------------------------
電気けいれん療法(ECT)
P128~
映画「カッコーの巣の下で」でも有名ですよね。
見てない方は、一度みてみてもいいかも!?
鬱状態に適応する治療だとは知ってましたが、急性躁病にも効果的だとは知りませんでした。
ただし躁転する可能性もあるとか・・・
個人的には、、、激鬱ならやってもいいかな・・!?
認知障害に関しては、普段から記憶なんていつも飛んでるしw
--------------------------
とりあえず一度通読したので、レビューは一度終わりにします。
たぶんもう一度は読むとは思うので、感想変わるかも!?
ただ思ったのは、躁鬱の本に関しては、
「躁と鬱の教科書」と、この「双極性障害の治療スタンダード」
の2冊でことたりるんじゃないかなー。と思いました。